まめものはてブ

三日坊主日記

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アナログ式CPU負荷メータをまた作る

以前こちらの記事 Qiita: アナログ式CPU負荷メータを作るでアナログメータ式のCPU負荷メータをつくりました。ブレッドボードでの制作でしたので、とっくにバラしてしまいました。やっぱりパネルが電流計だとしっくりこないんですよね。

それからだいぶたって、ふとこの動画をみて、おおなるほど!自分でパネルつくればいいのかということに気付いてしまいました。


YouTube: 1000円でつくるオーディオアンプ用VUメーター

というわけで、秋月電子で販売されている100uAのパネルメータをバラして、パネルをスキャンして、オリジナルパネルをつくってみました 。

元のパネル

Illustratorでトレースしてロードメータをつくる

いい感じじゃん

とりあえずお試しで、適当なコピー用紙に印刷したものをデザインナイフで切り抜いて、両面テープで貼ってみた。意外と見栄えがいい感じです。写真紙にすればもっと精悍にできそう。

以前と同じようにArduinoで動かすのは面白くないので、無線でできるようにESP32で駆動してみました。ESP32にはDAコンバータがないですが、代わりにESP32のArduinoには ledcWrite() という関数があって、PWMを出力できるようです。特にフィルタをいれなくてもスムーズに値は変化しました。クライアントとESP32との通信はUDPを使用し、データの平均化を工夫して1秒ごとの送信でもなめらかな表示ができるようになりました。


YouTube:アナログ式CPU負荷メータをまた作る

さて、かなりいい感じにできたけど、ESP32を使う上ではWiFi接続の方法をファームウェア書き込み以外の方法でできるようにならないといけません。ということでその辺を考えているうちにちょっとくたびれてしまいました。

やはりアナログ式CPU負荷メータはみていて楽しいので、サーバ用にシリアル版を再度作りたい。ATtiny202とUSB-Serial ICで作って、常設できればなと考えていたりします。

SP-404MK2にKORG Gadget2からインポート

昨年2022年は音楽機材をいろいろ買った1年でありました。その中でも比較的大物だったのがRoland SP-404MK2です。ほしいけどあまり使わないだろうな、ほしいなほしいなと数ヶ月間悩んだあげく買いました。非常にいいです。マジ最高です。しかし、やっぱり音ネタを用意しないといけないのがなかなか面倒で、あまり稼働していないのが実情です。もっといじり倒さないとうまくならないし、無限の可能性を感じまくるので、もっと触りたいけど、なかなかパワーが必要です。

長らくKORG Gadgetを愛用していて、いまもこれでよく音作りをします。KORG Gadget2でトラックをつくって、SP-404MK2でサンプリングするととても便利そうです。しかしやっぱりレコーディングしてスライスしたりBPM設定したりするのが面倒です。

404のシーケンサーを使わずにLOOPモードで複数のサンプルをループさせる場合、ピッタリ同じ長さでないとずれていきます。404のシーケンサーってなかなか難しいので、できればシーケンサを使わずポン出しでループさせたい・・・。

じゃあ、KORG Gadgetからエクスポートしたオーディオをトラックをインポートできれば、めっちゃ便利なのでは?そう思って試してみました。

まずはエクスポート

iPadKORG Gadget2でオーディオをエクスポートします。USB-CのSDカードリーダを接続し、SP-404MK2のSDカードを接続します。「ファイル」アプリでIMPORTフォルダにコピーします。いい感じだ!

勝利の予感

で、早速SP-404MK2でインポート

敗北

Unsupported File... だめだ、ロードできない。

その後いろんなサンプリングレートで試してみましたがやはりだめ。SDカードに書き出したファイルはPCやMacでは開けるのでファイルが壊れているわけではない。

そこで、WaveLabで一旦ファイルをそのままの形で保存しなおしたら、なんとSP-404MK2で読めるではありませんか!

どうやら、KORG Gadget2の書き出すWAVファイルが、SP-404MK2とは「相性が悪い」ようです。別アプリで保存しなおすだけでいけるということは、どうもKORG Gadget2側の保存形式になんらかのクセがあるようです。

ファイルを別アプリで保存しなおせばいけるということなので、ちょっとしたperlスクリプトを書いてみました。

KORG Gadget2 -> SP-404MK2 インポート補助ツール: このファイルと同じとこ…

これは、ffmpegを使って、ファイルを読み込んで、そのまま保存するツールです。このスクリプトを設置した場所と同じところにある全てのWAVファイルを、同じ階層にあるIMPORTというフォルダ名にファイル名を変えて書き出します。つまり、IMPORTと同じ階層に「KORG Gadget」とか適当な名前のフォルダをつくり、そこにconvert.plとKORG GadgetでエクスポートしたオーディオファイルをほうりこめばOK。あとは convert.pl を実行するだけで、全てコンバートできるので、便利です。ただ、perlffmpegの入ったMacやPCが必要ですけどね・・・。

ちなみにこのSP-404MK2でインポートできない問題はKORG Gadget2 for Macで書き出したものでもダメでした。(2022年12月頃のアップデート前のバージョンで確認、それ以降のは未検証。)

convert.pl をターミナルにドロップしてEnterするだけ

よく見たら16ビットに変換してますね。このへん24ビット指定でもうまくいくか、そのうち試したいと思います。

というわけでKORGサン SP-404MK2で読める形式で保存できるようにしてくださ〜い。

2023/10/21追記: SP-404MK2 Version3.02にしたら、KORG Gadget2で44.1KHz/24bitでエクスポートしたWAVをロードできるようになった!どっちが対応してくれたかわからないけど、すごくありがたい。

ミニプラグ パッチケーブルの話

さて、ブログ、ほっとくと書くのわすれそうなので、とりあえず今日買った物をヒントに何か書こうと思います。

ケーブルを買ったんですよケーブル。ステレオミニケーブル。最近Volcaやセミモジュラーシンセなどをよく使っています。オーディオ系の自作なども力をいれはじめました。ポータブル機が多いので、ミニプラグ-ミニプラグのケーブルがたくさんに必要になります。でも安価で使い勝手のよい「いい感じ」のものがあまり売っていません。

セミモジュラーシンセなどのパッチケーブルだと、日本ではこのへんのケーブルが安くてよく使われると思います。

MS-CABLE-YLとSQ-CABLE-6

MS-CABLE-YLは短めで使いやすく、SQ-CABLE-6はお値段もお手頃で色もカラフルで識別しやすくなかなか便利です。いい感じではありますが、これらはパッチシンセ向けですのでモノラルフォンプラグです。パッチ用としては完璧ですが、ステレオ接続やTRS-MIDIを使うためにはにはTRSミニプラグのケーブルもほしいところです。

そこで非常におすすめなのが、秋月電子で販売しているこれらのケーブルです。

50cmのやつ

0.5mが120円、0.9mが190円と非常に安価であるにもかかわらず、両端とも金メッキされており、接触も悪くなりにくいです。スリムで非常に使いやすく、小さな機材でも邪魔になりません。TRSミニプラグなのでステレオでの送受信も可能ですし、モノジャックでもたいていの場合はうまく使えます。

MIDI-TRSケーブルを作る際に真っ二つに切断してみましたが、シールドではなく3本の線が通っている感じです。ノイズには弱いとおもいますが、低インピーダンスで短距離ならば大きな問題にはならなそうです。ちょっと残念なのは販売時にケーブルを縛ってあるため、結構クセがついていることくらいでしょうか。それほどしなやかではないですが、充分柔らかいです。とんでもなくコストパフォーマンスがいいので、沢山買って愛用してます。ポータブルHPAなどの接続にもよさそうです。

しかし、モジュラーシンセをちょっと離れた場所に設置する場合など、もうちょっと長めなのがほしいときがあります。その場合はこちらのケーブルがいい感じです。

自分でまき直すのがほんのちょっとめんどい

ミュージシャンの味方Classic Proのケーブルです。3mで400円とお手頃価格。こちらも細めのしなやかなケーブルになっています。プラグ部分は2段になっていて、奥まったジャックにも刺しやすいようになっています。ケーブルタイが付属しているのと、販売時にぎちぎちに縛っていないのが、さすがClassic Proのケーブルです。安くてもこういう気遣いはうれしいですね。

このケーブルは本日届いて、CV/Gateの送信につかっています。TSモノとして接続していますが、私の機材では問題なく動作しました。ケーブルは切断して確認はしていないのですが、おそらくシールドケーブルではないのでノイズには弱いとおもいますが、低インピーダンスならば問題ないとおもいます。プラグは金メッキはされていません。

もうちょっとノイズ耐性のあるミニプラグの細いシールドケーブルがほしい!となると、自作するしかありません。自作が必要なケーブルですが、このようなものがあります。

非常に細く柔軟な1芯シールドケーブルです。これで簡易マルチケーブルボックスを作成しました。ミニプラグではつかっていませんが、細いながらも高級感があってしなやかで非常に使いやすいケーブルです。ただ細いということはそれだけ減衰も大きいので、長い距離で使うのには不向きだとおもいますが、短い距離ならば邪魔にならずとても良いと思います。

自作小型マルチケーブルボックス

これは以前自作した小型マルチケーブルボックスです。ケース内部の処理にシールドがないのもあってか、予想以上にハムが乗ってしまったのであまりつかっていません。このあとDI(ダイレクトボックス)を自作しました。その話はまた別の機会に。

ところで、モジュラーシンセやセミモジュラーシンセを使い出すと、「あのケーブル」ほしくなりますよね?ケーブルにケーブル刺せる2階建てにしてたこ足にできる、あれです。モジュラーシンセだと、簡易的に信号を分岐したくなるときがあります、そういうときに「あれ」を使います。

あれ

これは Stackable Cable というそうです。このTiptop Audioのものは長さで色分けされています。Shieldedと書いてあるので、おそらくシールド線がつかわれているものとおもいます。1本1300円からとちょっとお高いですが、時々ほしくなるので2本ばかり買いました。モジュラーシンセをいじるときには1本は手元にあったほうがいろいろ捗ります。

2023年に気分を一新してブログを再開する

2023年新年あけましておめでとうございます。今年こそはいい年にしたいですね。 さて、ずっとブログを再開したいとおもっていたのですが、ずっと放置になってしまいました。 以前はBloggerでぼちぼち記事をアップしてたんですが、どうもしっくりこなかったんですよね、 んでいつのまにか飽きてしまいました。

Bloggerの前はMoverble Typeでブログやってましたね。それも飽きて放置してしまいました。 サイトも削除してしまい、データも行方不明です。

ブログ、長続きしません。こまったものです。マストドンとかでつぶやいて、それで満足しちゃうんですよね。 そして、今回もう何度目かの再チャレンジになります。

まあ、次もとっとと飽きるかもしれませんが、ぼちぼちマイペースでやっていければなと思っています。

はてなのアカウントも昔とってから、全然使ってなかったんですよね。今後活用していきたいですね。